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【健康長寿の栄養学入門】体のガソリン@糖質とは?
三大栄養素。と言えば糖質・脂質・タンパク質です。
今日は糖質について書いてみたいと思います。
炭水化物は体内でブドウ糖に変わり、そのブドウ糖がエネルギーに変わります。
エネルギーとはアデノシン三リン酸(ADP)の事です。
まず、ブドウ糖(グルコース)がピルビン酸に変化(代謝)する際エネルギーが発生します。
このエネルギーは無酸素で作られるので嫌気的代謝と呼ばれます。
この時に作られるエネルギーが無酸素運動(激しい運動やトレーニング)の時に使用されるエネルギーです。
この時作られたピルビン酸はアセチルCoAに変換され、ミトコンドリア内で大量のエネルギーが作られます。
この回路をクエン酸回路といいます。
クエン酸回路で作られた大量のエネルギーは酸素を消費して作られるので
好気的代謝と呼ばれます。
この時作られたエネルギーが有酸素運動(ウォーキングや軽いジョギング等)で使われる事になります。
また、嫌気的代謝の時に作られたピルビン酸がクエン酸回路に到達しないと、
乳酸となって、筋肉疲労の原因になってしまいます。
①グルコース→ピルビン酸(解凍系)
ここで作られたエネルギーが無酸素運動で使われる
②ピルビン酸→アセチルCoA→((クエン酸回路))
ここで作られたエネルギーが有酸素運動で使われる。
【栄養学入門】消化とは@胃での消化活動
口内で、細かくなった食べ物が胃に来ると、胃液が分泌されます。
ここでは主にタンパク質が分解されます。
胃酸は食べ物の中の細菌を殺し、体が細菌感染するのを防いでくれます。
胃で消化された食べ物は胃の蠕動運動でお粥のような状態になり、十二指腸へ送られるというプロセスを辿っていきます。
この時に運動したりするとしっかり消化されなかったりする事がありますので
食後は少なくとも30分はゆっくり食休みをしましょう。
「親が死んでも食休み」と昔の人は言いました。
本当にそうする必要はありませんが、食休みの重要性というのは昔の人も充分知っていたと考えられますね。
【健康長寿の栄養学入門】口内での消化活動
人の体の中では、様々な場所で食べ物を消化し、栄養を吸収しやすい形に変えて行きます。
口の中では唾液に含まれるアミラーゼという酵素が炭水化物に含まれるデンプンを分解します。
ですが、滞在時間が少ない為ほとんど分解される事はありません。
口の主な役割は、食べ物を細かく噛み砕いて小さくする。という事にあります。
食事はよく噛んで食べる事が大切だという事ですね。
【健康長寿の栄養学入門】食物繊維は腸を育てる?!
【健康長寿の栄養学入門】膵臓は消化のプロフェッショナル
膵臓は膵液という消化液を分泌して、三大栄養素と呼ばれる 糖質・脂質・タンパク質の消化を行います。
ですが、年がら年中消化液を出しているわけでは有りません。
食べたものが小腸(十二指腸)に到達し、十二指腸から分泌された酵素をサインに消化液を分泌します。
●胃で酸性になった食べ物が小腸に来た場合。
「酸性」を感知して、十二指腸はセレクチンというホルモンを分泌します。
そのセレクチンを感知して、膵臓は大量の膵液を分泌します。
膵液には消化酵素と共に、アルカリ性の重炭酸イオンが多量に含まれています。
腸内が酸性だと酵素がうまく働かないので、その為に分泌されていると考えられます。
●脂肪が含まれた食事が小腸に来た場合
脂肪を感知して、十二指腸はコレシストキニンを分泌します。
コレシストキニンは膵臓から膵液を分泌させ、さらに胆嚢を刺激して胆汁も分泌させます。
また、胃の動きを抑制するので満腹感を与えます。
いくらでも脂肪のついた物が食べれる人は?って感じですね(笑)
●糖質が小腸に来た場合
十二指腸はインクレチンというホルモンを分泌します。
インクレチンはインスリンの分泌を促すものです。
点滴で糖を打つよりも、口から摂取した方がインスリンは多く分泌されます。
さらに、これも胃の動きを抑制して満腹感を与えてくれます。
アメリカでは糖尿病の治療薬として注目されています。
こう考えると、いくら食べても満腹感を感じない人は十二指腸の働きに問題があるのでは?と思えてきます。
なんだかんだで、膵液よりも十二指腸からのホルモンに注目が行ってしまいましたね^^;
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