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【健康長寿の栄養学入門】膵臓は消化のプロフェッショナル
膵臓は膵液という消化液を分泌して、三大栄養素と呼ばれる 糖質・脂質・タンパク質の消化を行います。
ですが、年がら年中消化液を出しているわけでは有りません。
食べたものが小腸(十二指腸)に到達し、十二指腸から分泌された酵素をサインに消化液を分泌します。
●胃で酸性になった食べ物が小腸に来た場合。
「酸性」を感知して、十二指腸はセレクチンというホルモンを分泌します。
そのセレクチンを感知して、膵臓は大量の膵液を分泌します。
膵液には消化酵素と共に、アルカリ性の重炭酸イオンが多量に含まれています。
腸内が酸性だと酵素がうまく働かないので、その為に分泌されていると考えられます。
●脂肪が含まれた食事が小腸に来た場合
脂肪を感知して、十二指腸はコレシストキニンを分泌します。
コレシストキニンは膵臓から膵液を分泌させ、さらに胆嚢を刺激して胆汁も分泌させます。
また、胃の動きを抑制するので満腹感を与えます。
いくらでも脂肪のついた物が食べれる人は?って感じですね(笑)
●糖質が小腸に来た場合
十二指腸はインクレチンというホルモンを分泌します。
インクレチンはインスリンの分泌を促すものです。
点滴で糖を打つよりも、口から摂取した方がインスリンは多く分泌されます。
さらに、これも胃の動きを抑制して満腹感を与えてくれます。
アメリカでは糖尿病の治療薬として注目されています。
こう考えると、いくら食べても満腹感を感じない人は十二指腸の働きに問題があるのでは?と思えてきます。
なんだかんだで、膵液よりも十二指腸からのホルモンに注目が行ってしまいましたね^^;
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